2010-01-01から1ヶ月間の記事一覧

サブカルって何

日本における「サブカル」と「サブカルチャー」とは違うのだけど、どう違うか説明するのはとても難しい。wikipediaで「サブカル」を検索すると即「サブカルチャー」の項に飛んでしまい、説明を読んでも単に「サブカルチャー」の説明でしかなく、違うんだー、…

ラジオにパティ・スミス

夜中の3時過ぎ、BGM代わりにニューヨークのラジオ局をかけていたら(英語だと意味が頭に入ってこないのでBGMにちょうどいいのです)、番組ゲストらしき女性が、何だかロバート・メイプルソープの話をしていた。最初は、評論家かライターの人がメイプルソープ…

山谷ブルースといえば

この間、情熱大陸で岡林信康の特集をしていた。今は何のこだわりもなく『山谷ブルース』のような昔の曲も演奏するらしい。誰もが通る道だよなあ、と思う。洋の東西を問わず。比べていいのかどうかわからんがデビッド・ボウイだって長い間昔のヒット曲は演奏…

外国人参政権

私はべつにどっちでもいいのだが、この排外主義が強まってる中で実現しっこない。いったい何でこれを通したがってるのか理解しかねる。通したいならなぜこれが必要なのか国民を説得するようなことをすればいいのに(「説得」って日本人が一番苦手なものかも…

『右翼と左翼』浅羽通明

斎藤美奈子も飲み屋の兄ちゃんに「サヨクとかウヨクってなんすか?」と聞かれてコケそうになったと書いていたけど、浅羽通明も学生たちに同じ質問をよく聞かれるらしい。しかも、政治にまったく興味がない人ではなく、ある程度興味を持って本も読むような学…

地デジと龍馬伝

テレビ売り場の展示品でデジタル放送を見ていると、画面があまりにも鮮明で精細すぎて、タレントの肌のキメやニキビあと、額や鼻の頭のギラギラしたテリまでクッキリハッキリ見えてしまい、これはちょっとやばいなあと感じた。別に見る方がやばいのではなく…

『倅・三島由紀夫』平岡梓

半年くらい前に読んだのだけど、「えげつない」と感じるくらい変だと思ったのは、嫁(三島の妻)について全く触れていないことだった。不自然なくらい触れていない。孫のことはよく出てくるのに、その母である三島夫人については全くのスルー。たったのひと…

『赫奕たる逆光』野坂昭如

読みにくい。疲れた。副題は「私説・三島由紀夫」だけど半分(以上?)は自分の話。酔っ払いの話を聞いてるみたい。同じ話はぐるぐると何度も出てくるし、どこまでが事実でどこからが妄想かわからないし…。 野坂昭如は「火垂るの墓」のイメージで、戦争で何…

『父 中原淳一』中原洲一

去年、高英男というシャンソン歌手が亡くなり、聞いたことがない人だったんだけども、何でも中原淳一の愛人で最期を看取った人だという。中原の息子が書いた本にそのことが触れられているというので、読んでみた。中原淳一の絵にはぜんぜん興味がないけれど…

典雅(グレースフル)な三毛

ここ数年、正月には寺田寅彦の猫エッセイを読んでいる(何となく正月らしい気がして)。手元にあるのは「ねずみと猫」と「子猫」。他にも飼い猫2匹が死んだ時のことを書いた、涙なしでは読めない短いエッセイが確かあったけど、題名は忘れた(青空文庫で検索…

若いもんは内向き

大晦日に朝方まで起きていてテレビをつけると「朝生」をやっていた。森本敏と村田晃嗣が、最近の学生は内向きだという話をしていた。森本さんによると、最近の学生は留学をしようとしない、かつては留学のための推薦文を書いてくれと何人も学生が来たのに、…