2008-11-01から1ヶ月間の記事一覧

사의 찬미『死の賛美』と『ドナウ河のさざ波』

ある場所で韓国人の女性歌手の歌う歌を聞いた。聞き覚えのあるメロディなので、何かの曲のカバーなのだということはすぐにわかった。だけど何の曲なのかわからない。アレンジがとても静かで美しく、また歌手の声が低音で落ち着いていて、当たり前だがうまい…

林檎の樹

佐藤優が角川文庫の広告ページでゴールズワージーの「リンゴの木」(角川版はこういう字。風情ないなあ)を紹介していた。オックスフォードのエリート学生が田舎の少女と恋愛したあとあっさり捨てて金持ち女と結婚する、そしてそのあと少女が自殺したことを…

派手好きな人たち

いわゆる「大人のピアノ」教本を見ていたら、カッチーニのアヴェマリアの初心者用楽譜が載っていて、弾いてみたらすごくいい曲だった。こんないい曲だったっけ?と思って、つべでいろいろ見て(聞いて)みた。検索したらスミ・ジョーが歌ってるのが1番上にき…

米大統領選挙

民主党候補がオバマに決まってからやや興味がなくなったけど、いずれにせよ日本の選挙よりははるかに面白いので毎回楽しく見ている。日本の首相は、あれはきっと、「なれるうちになるべくみんなで持ち回りで総理大臣やっとこう、なれるうちに」と示し合わせ…

いっぺいはいらない

緒形拳の1965年大河ドラマ「太閤記」を放送するというのでNHKアーカイブスを見てみたら、司会席のアナウンサーの隣に当たり前のように座っていた。そういえば赤塚不二雄特集の時も司会席にいたが、赤塚直筆の絵入りの扇子を見せびらかしていたので、赤塚と縁…

いちゃいちゃ太閤記

それでその1965年の「太閤記」だけど、これが見物だった。だいたい緒形拳追悼特集だというのに、緒形拳なんかちょこっとしか出てなかったもんね。なぜならこれは「本能寺」の回で、主役は信長(と森蘭丸)。なんでわざわざ出番の少ない回を?というと、この…