2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧

『素粒子』ミシェル・ウエルベック

うーん…。面白いのかな?これは。野崎歓による訳者あとがきのアツさから、「文学的事件」?だったことは察せられるんですが…。現代人の孤独と幸福の不可能性が描かれてるといいながら、作中人物は最終的には男にとって都合のいい女の出現によって現世的に幸…

『わたしを離さないで』カズオ・イシグロ

海外文学に詳しくないので、日本との事情の違いがわからない。日本では小説のジャンルは細かく分けられていて、純文学、エンタメ(中間小説ってのは最近はいわなくなったがこれも変な言葉だった)、SF、ミステリー、ファンタジー、ライトノベル…。SFやミステ…