新しい意味での民族主義

 youtubeで見た「曲がり角に立つ 平成の右翼」というNONFIXドキュメンタリー(たぶん90年ぐらい)のラストで、ジャーナリストの猪野健治が言ってたことをよく思い出す。「右翼、左翼という言葉はそう早急にはなくならないだろうが、やがて死語になる時代が来る。それに代わって、右翼団体を名乗ってない、新しい意味での民族主義が台頭してくるんじゃないか」
 ほんとうに予言的だったと思う(ネットなんてない時代に)。それだけ民族主義は普遍的で根深いということか。右翼、左翼という言葉はなぜか意味不明なまま生き残ってるけど。