朝生 楽しかった人生の時

 きのう朝生をちらっと見たら、タワラやカンサンジュンがホリエモン東浩紀とあと名前知らないベンチャーの兄ちゃんにぺしゃんこにされていた。タワラをはじめおじさん(おじいさん?)たちはカンサンジュンのええ声に弱いから(?)うんうん、うんうん、って大切にしちゃうところを、「だからカンさんは幸福な世代なんですよ!」とかガンガン言われちゃって。そういうこと言われ慣れないからカン氏苦笑いしてた。いつもはみんなにうんうんって聞いてもらえるのに(だからゆっくり喋ってるのに)すぐ甲高い声でツッコミ入れられるし、やりにくかっただろうなあ。
 まあ、どっちもどーかなあと思いますが。しかし、タワラに「聞いてたんですか?」はよかったなあ。
 バブルを懸念するパネラーの人に、ホリエモンは「バブルの何がいけないんですか! 具体的に言ってください」と詰め寄っていた。もう相手に最後まで意見を言わせない剣幕だった。人は自分が楽しかった時期のことは、一生肯定して生きていくものなんだろう。バブルの時期に恩恵を享受して強烈に楽しい青春を送った人は、男でも女でも一生バブル臭を漂わせて生きていくんだろう。元全共闘の人はたいてい「あの頃は楽しかった」と口を揃えて言うけれど、きっと彼らも死ぬまでその頃の自分を肯定していくんだろう。それは思想的問題じゃなくて、あくまで快感原則なんだね。
 ホリエモン「年収300万じゃ生きられないとか言うじゃないですかぁ。実は年収200万でも生きられる社会になってるわけですよ」って言ってた。さすがはバブルの人。基準が違う。