図書館が臭い問題

 今日図書館に行ったら、凄まじく臭かった。いつもある程度は臭いけれど、今日は特に。極寒の日だから避難に来ているホームレスが多いのか…? 私はホームレスには優しいほうと思うので、こんな寒い日に外にいるのは大変だろうし、図書館にずっといるのはいいと思うんですが、せめて1週間に1回ぐらいは風呂に行き、たまにはコインランドリーで服を洗ってくれたらなあ…と思ってしまう。
 どうしてもその場で読みたいものがあったので、臭いのを我慢してソファに浅く腰掛けて読んだ。すぐ隣には人は座ってないのに、物凄く臭い。目の前の雑誌の棚の向こう側に強烈に臭い人がいたので、そのせいかもしれない。しばらくしてテーブルのほうが空いたのでそちらに移ったが、今度は隣で新聞を読んでいたおばあさんが臭い。こちらはホームレスではないだろうから、臭いの元はホームレスだけではないのかもしれない。
 受付の近くの児童書コーナーでは子供がギャーギャー騒いでいた。子供4人にお母さんが2人。お母さんは全く子供に注意せず、野放し状態。職員も注意しない。きっとお子様は大事にしないといけないからだろう。図書館中に響き渡る子供の甲高い叫び声と走り回る足音。図書館は混沌の世界。
 帰り道、頭痛がした。息を吸おうとすると臭いにうっと息が詰まり、息が浅くなって酸欠状態になったからだと思う。
 家に帰って、ふと気になって着ていた服の尻の部分を嗅いでみると、ホームレスの臭いが移っていて衝撃を受けた。椅子に残り香がついていたらしい。公衆衛生上、ちょっと問題ですよ、これは。これからは絶対に図書館の椅子には座らない。ヤンキー座りで行こう。