日本人の平均寿命

 むかし西丸震哉という人の41歳寿命説というのが話題になったことがあるそうだけど、今のところ日本人の寿命はちっとも縮まってないようですね。ただ、これからはきっと縮まっていくと思いますよ。あるところで急に縮まるのではないかな。それは西丸さんの言うように環境汚染のせいというよりも(それもあるかもしれないが)ストレスのせいかと思う。どっかの時点から日本人のストレスは膨大にふくれあがって、未だに超ストレス社会のままだからね。
 まわり(親戚とか)を見てたら、長生きしている人の特徴は「自分を責めない人、自責の念がない人」「罪悪感を感じない人」要するに「ストレスの少ない人」だなとよく思う。もちろん家系的、体質的なものは大きいけれど、その中で比較的長生きなのはこういった人であることが多いように見える。
 今、平均寿命を決定している人たち(老齢者)は戦争を生き延びた人が中心だから生命力が強い(→寿命が長い)として、そのあとはどうだろう。団塊の世代楽天的(自己中?)で調子がいい人が多いから(もちろん偏見です)案外長生きかも。それとも高度成長を必死で駆け抜けたストレスで、男性はやや早死にかな? でも女性はこの時代は専業主婦が多いから、これは長生きですよ。専業主婦、もちろん経済的にある程度の余裕がある専業主婦だけど、専業主婦やってるってことはある程度経済的余裕があるからやってるんで、これがストレス少ないってのは自分の姉を見てたらよ〜くわかる。専業主婦は気楽な稼業ときたもんだ(気楽だと自分で言うならまだよいが「私も大変だ」と主張したがるのがまた鬱陶しい)。この層がいるから女性の寿命は相変わらずかも。問題はそのあとの世代以降(昭和30年代生まれ以降?)かな。今鬱病が多いのもこの世代が中心かもしれないし、ヤバいかも。今ワカモノやってるくらいの人は逃避的でストレスを回避するすべを身につけていると仮定すると、その後はまた寿命伸びるのかな。わかりませんけどね。