お正月番組

 くだらなくてたまらない。お笑い芸人、ジャニタレ、大食い大会、タレント、タレント。どこが面白いんだ。親戚が帰ってからチャンネルを変えたら、KBS京都で昔の必殺をやっていた。何と7日連続で必殺らしい。えらいぞKBS京都(単に局が貧乏なだけだろうけど)。えらいロングバージョンのスペシャル必殺で、見るともなく見ていたら、勝海舟役でまだ若い舛添が出てきた。意味がわからないけど笑った。

 何かマシなもんやってないのかー、とTV番組表を見てみたら、NHK-BSでは「2500年儒教の旅 第1回 孔子」なんていう正月らしい気の利いた番組をやっていて、なんで地上波でやらんのか!と怒りを感じた。地上波では民放を真似た糞バラエティみたいなのばっかりやってるくせに、BSではわりとまともな番組を放送しているNHK(BSも随分ひどくなってるけど)。だいたいNHKはチャンネルをたくさん持ちすぎなんだよ。だからこういう馬鹿な「棲み分け」みたいなことをやりはじめる。そもそもBSと地上波で違う番組をやる意味もよくわからない。制作費もムダだ。

 BSが見られた頃は(引っ越し前)CNNやチャンネル2(2チャンネルではなくフランスのニュース)が1日何回も見られてよかったよ。NHK地上波はひどくなる一方で、ドキュメンタリーはまだましなものの、実はBSではもっと質の高いドキュメンタリーをやっていたりする。税金つぎ込んでる上に儲けは溜め込んでるんだから(語学テキストや料理テキストやDVDの売り上げ、制作費に還元してますかー?)もっと市民に還元すべきだ。タレントも芸人も、使わなくていい。最近はドキュメンタリーまでナレーションにタレントを使う。電○の臭いがぷんぷんする。ほんとうによくない傾向だ。

 自分ちに帰って猫と過ごす。KBS京都では夜中にエミネムの映画"8 Mile"を字幕でやっている。やっぱりKBS京都が一番マシだ(明日は「失楽園」やるらしいけど…)。